モトグッチ カリフォルニアチタニウム
モトグッチのカリフォルニアチタニウムは、モトグッチのカスタムというカテゴリに属すバイクと言えます。
V11のエンジンを積んだイタリア製アメリカンです。
でも乗ってみるとアメリカンじゃないと分かります。
そしてこれがカスタムというカテゴリなのもうなずけてきます。
例えるとネイキッドとアメリカンの中間の位置にあるような感覚です。
アメリカンほどまったりしていなく、ネイキッドほど走りを意識させないそんな感じのバイクです。
機動性はアメリカンに近いかも知れません。
乗ってみてびっくりするのが、何と言ってもその怒涛のトルク感でしょう。
もともと低回転でトルクを発生するように設定されているV11のエンジンですが、低速重視に設定されたパワー出力のおかげで、低速での迫力はものすごいです。
また、ノーマルでもサウンドもすばらしく、Vツインの爆発が体に伝わってくるのがとても心地よいです。
しかし、意外にも足つきは良くないです。
このバイクはのんびりと景色を楽しみながら、ゆっくり走るのが適しています。